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今日聴いた一席、明日また聴きたい一席・その9

◎柳家蝠丸『高尾』

 落語の名舞台の一つ「吉原」。今でも東京を代表する一大風俗街として知られているが、昔の、落語に出てくるような古き吉原が廃止されたのは昭和33年であるから、実質、吉原という遊び場が廃止されてから50年以上にもなる。そこは、江戸っ子の男連中ばかりでなく、田舎出の人達や武士、大名までをも虜にした、貴賤を問わぬ遊び場であっただけに、そこで起こったエピソードにも事欠かない。その幾つかが落語に描かれている中、花魁目線で描かれている落語の一つに『高尾』という噺がある。“花魁目線”としたが、噺そのものはいわゆる「地噺」なので、演者が花魁というフィルターを通して、男性や世の中をどう見(てき)たかといった仕上がりになる噺だ。フィルターなんて落語に似合わない単語を使ってしまったが……。
 「地噺」とは、主に演者の語りで進められる噺。近年では立川談志の『源平盛衰記』、最近では三遊亭歌之介の『幕末龍馬伝』なんかが傑作と言えるだろう。ストーリーに合わせて、今風のクスグリを自分の言葉で入れて進めていく、演者のセンスが大いに問われる噺である。
 『源平盛衰記』というと、古くは林家三平、そして上に挙げた立川談志が十八番にしたイメージが強いが、十代目桂文治も若い頃に得意にしていた。その文治の二番弟子にあたる柳家蝠丸の『高尾』を聴いた。師匠が得意にした地噺なんていうと、師匠の作った噺をそのままなぞるだけの落語家もいるが、蝠丸はその師匠のことを噺のクスグリに取り入れて、蝠丸流の『高尾』を作ってきた。
 高尾と言っても数え方によって異なり、最大11人いると言われていて、この噺に登場するのは二代目高尾(初代とすることもあり)のことで、演者・蝠丸と同じ代目にあたる。……なんてところから噺ははじまっていく。ちなみに『紺屋高尾』に登場する高尾は三代目(五代目トモ)とされ、別名「駄染め高尾」という。
 二代目高尾が何故「仙台高尾」と呼ばれるようになり、それがエピソードとして残るのかは、ネタバレになるので避けることにするが、蝠丸は高尾と仙台公のやり取りの中に、十代目文治の逸話を入れて入れて脱線しまくり。脱線しすぎて本題が遠くなってしまうこともあり、そんな時には、飄々と「『高尾』はどこまで行きましたかね~」なんて、ちょっと反省(?)しては、また脱線。そしてまた「『高尾』はどこまで行きましたかね~」……と、“もしかすると脱線部分が本題なのでは?”と思わせられてくる位。だが本題は本題としてのつながりを忘れさせず、脱線部分は本題に戻ってもその続きを聴きたくなるようなエピソードを連続させることで、縦糸と横糸が編み込まれ、やがて一枚の織物が出来るように、この噺自体も聴き終えた時に、蝠丸版『高尾』として完成していく。勿論、編み上がった時の出来上がりが一枚一枚異なるように、『高尾』の出来もまた、地噺が持つ性格故に、新しいクスグリやエピソードを時の経過とともに取り入れ、更にその時の社会情勢や聴き手の反応、そして持ち時間の長短によって、味わいが微妙に変わってくる。そうした点は他の落語でも同じことは言えるが、地噺は余計に「今」を盛り込むセンスが大きく問われるだけに、その出来の振れ幅も大きなものになってくる。
 「ところで『高尾』の話はどこまで行きましたっけ?」。真面目な話になってしまったが、蝠丸の『高尾』が今後どう深化していくかが楽しみだなあと思った次第。

◎2012.5.15.(火)浅草演芸ホール・夜の部
瀧口雅仁(演芸評論家)

今日聴いた一席、明日また聴きたい一席・その8

◎林家しん平『寄席の漫談』

 寄席には流れがある。東京で言えば、落語(と講談)が主軸にあって、その合間合間に漫才や太神楽、紙切り、マジックなんかが入ってくる。それはよく“落語だけじゃ疲れるから目安め的に…ということから”なんて言われることもあるが、そんな言い方は諸芸=色物に失礼だ。元々寄席の意味には「人が寄せ集まる席」の他に、「色々な芸が寄せ集められた席」がある(はずな)のだから、寄席は総合的な芸能を楽しむ場と考えるべきだ。
 だからこそ、息抜きや目安めは自分のペースで行うべきで、そうなれば何も色物の時でなくてもいい。かつて色川武大が「寄席は退屈を味わう場所」と呼んだのは、「退屈」そのものを味わうのではなく、「退屈になった時、どう過ごすか」を考えさせる場と言いたかったのだと思う。寄席は大人の空間でもあるのだ。
 だからという訳ではないが、寄席の高座では落語家が息抜き役に回ることもある。番組が進んでも重い空気が解消されなかったり、あとに出る出演者のために更にやりやすい空気を作り上げたり……と、中には“何で他の人のために?”と思う人もいるだろうが、そもそも日本の文化はそういった他人との共生の上に成り立つはずのものだし、寄席に出演する芸人は、みんな持ちつ持たれつで育ってきているので、そんなことはある種当たり前のことでもあるのだ。
 「みなさんどうせ喬太郎を観に来たんでしょうから、このテストパターンは10分で終わるから我慢して……」なんていうセリフを開口一番に放った林家しん平。
 この言葉を正面からまともに受け取ってはいけない。その裏には「俺は俺なりに沸かせてやるからな」という熱い闘志があるからだ。しん平と言えば、『仮面ライダーの憂鬱』『にんじん』『鬼の面』といった中心に、他にも漫談系新作で『焼き肉を食べよう』『フランス料理講座』、古典では『初天神』に『粗忽長屋』あたりを聴かせてくれるが、人気者があとに控える時には、客席の空気と会話をするように語る漫談に実力が漲る。
 この日話したのは駄菓子屋の話。実家が駄菓子屋ということで、懐かしい駄菓子にまつわるあれこれを話していくのだが、実はその話に裏切られてしまった。駄菓子屋の思い出なんてみんなの共有体験とこれまで思っていたからだ。ところが、やはりと言おうか、世代間で微妙なギャップがあるようで、試験管に入ったゼリーは知っているが、ぶら下がっている紙を破いて、それを食べるとニッキの味がするなんてのは知らない。動物の形をしたパンを油断して口に入れると唾液を全部吸収されるなんて話は、ウンウンと聴きながらも、自分の頃は動物の形はしてなくて、チョココーティングされていたなあなんて思い出したりする。しん平も話しながらギャップを感じるのか、そんな時はそのギャップを笑いで埋めてくる。「駄菓子屋なんてガラスに入っている商品が一番危ないのよ」なんて既成概念をひっくり返すようにだ。こう書いていて、駄菓子屋に既成概念も何もありゃしないとも思うのだが……。
 そして客席が反応しないものなら「なんでみんな黙ってんの?ディスカッションしようよ。俺だけ喋ってちゃダメ!語りかけたら話してよ。私語はダメだけど」なんてことを語りかけてくる。しん平は寄席の雰囲気と会話をし、客席が応えてくれるような高座を求め、更に周囲を引き立て&引き上げながら、自分の魅力も打ち出していく芸人なのだ。それは寄席芸人の醍醐味のはずではあるのだが、やっぱりこれがなかなか難しい。しん平はそれが出来る落語家であり、今日も主役や人気者に挟まって、どんな高座姿を見せてくれているのか。気になって仕方がない芸人なのである。

◎2012.5.11.(金)新宿末広亭・夜の部
瀧口雅仁(演芸評論家)

今日聴いた一席、明日また聴きたい一席・その7

◎三代目桂春團治『野崎詣り』

 落語好きの中で、今、「三代目」と言えば、桂春團治に他ならない。
 よく落語のマクラで、落語家の掛け声について話されることがある。そのほとんどは、「柏木」「稲荷町」「目白」という、お目当てが住んでいる町名を呼び掛けるもので、その土地の名が落語の世界とピタッと合えばカッコいいが、「○○団地△号棟××号室」となると、やっぱりさまにはならない。それが代数となると、例えば三代目にあたる落語家は他にもいるだけに、その時代で活躍をする落語家を差し置いて、代数を呼ばれるというのだから、町名や芸名で呼ばれるよりも栄誉なこととも言えるだろう。
 「野崎」という、初代からの出囃子に乗って、高座に現れるとまずは一礼。低めの小さな声で語りはじめ、ピューッという音を立てながら、サッと羽織を背に落とす姿……と、春團治はその一挙手一投足(落語家は足は使わないが…)の全てが観客を魅了する。
 現在、高座で演じるネタ数は10前後であろうか。そんなネタ数の少ないあたりは、どこか同じ「野崎」という出囃子を使い、綺麗な高座姿で有名だった八代目桂文楽と似ていなくもない。ちなみに八代目桂文楽は「黒門町」と、住んでいた町名が掛け声に使われていた。
 そんな春團治の『野崎詣り』を聴いた。
 『大山詣り』『富士詣り』『天王寺詣り』と、落語では「まいる」という言葉に「詣る」をあてる。その独特な言葉遣いにパソコン等での変換にはいつも悩まされる……。
 上方では有名な噺であるも、東京の人間には、この“野崎詣り”自体が分からない。だからという訳ではないが、東京の落語家が演じることはまずない。その舞台である「福聚山慈眼寺」のHPを見てみると、「のざきまいり」として、「元禄時代より当寺に伝わる行事で、正しくは無縁経法要といい、有縁無縁のすべてのものに感謝のお経をささげる行事。期間中JR野崎駅より、お寺までの参道に露店が並び、さまざまなイベントもあって全国各地からの参詣者で賑わいます」とある。なるほど。その期間は5/1~8と、今はまさに『野崎詣り』の季節であるのだ。
 だが、というのも変な表現だが、落語の中に「参詣」が描かれるとなると、それは信心の姿や様子というよりも、それこそ上方落語の常套句でもある「その道中の陽気なこと」を描いたものが多くなる。『野崎詣り』では参詣途中での船上と陸上との喧嘩風景がメインになるし、『大山詣り』では一行の喧嘩と結末……と、崇高なものに対するアンチテーゼのように、人間の人間らしい姿がクローズアップして描かれる。それは立川談志の言葉を借りれば「人間の業の肯定」ということになるのだろうか。
 『野崎詣り』の楽しさは、いざ喧嘩を吹っ掛けようとすると、ドジな性格だけに失敗をして、かえって相手にやり込められてしまうそんな風景にある。このあたりのおかしさは、やはり春團治の十八番である『お玉牛』で、夜這いに臨もうとする男が目当ての女と思っていたら、それが実は牛で、それを知らずに体を撫でまわしていると、牛が尻尾で男を振り払おうとする。その尻尾を扇子を使って巧みに物静かに見せるだけに、おかしさが増してくるのと同じで、いかにも真面目そうな春團治がよりキチンと丁寧に演じるだけに、余計にその馬鹿馬鹿しさが増長、楽しくなってくるのだから、落語って不思議なものだなあといつも思わせられる。
  『野崎詣り』のサゲを聴くといつも思うことがある。サゲに関係する「山椒は小粒でヒリリと辛い」という文句だ。最近、よくニュース番組や報道番組で「山椒は小粒で“ピリリ”と辛い」とするナレーターが増えてきている。「ピリリ」というのは差すような痛い辛さ。山椒はやはり香りとともにジンワリ広がってくるような辛さであるから「ヒリリ」というのが正しい。
 そして、春團治の『野崎詣り』もまた、聴き終えた後にジンワリと広がるような噺の良さがある。これもいつも思うことだ。

◎2012.5.1.(火)「ライブ繁昌亭」天満天神繁昌亭にて収録
瀧口雅仁(演芸評論家)

今日聴いた一席、明日また聴きたい一席・その6

◎柳亭小燕枝『三人旅~びっこ馬』

 大型連休。
 海外、国内問わずに、旅行に行く人も多いはず。不景気が続くと「安・近・短」の旅行が増えてくるというが、いい加減、長く続くこの経済不況に嫌気がさしてきている人も多いのか、最近では「やや高・ちょっと遠・そこそこ長」で、かつ費用対効果の良い旅行が人気なのだとか。
 落語の中にも「旅」を扱った噺はあるが、落語『三人旅』で主人公達が江戸を出立するのは、友人から誘われて入った「無尽」にあたって、まとまった銭が入り、“宵越しの銭は持たない”主義の江戸っ子として、その銭を早くに使ってしまいたかったから。この“銭金なんぞ貯めてたまるか!”という江戸っ子の気概が何だか頼もしい。
 そもそも江戸時代の旅は今よりもずっと大変だった。当時はそれしかなかったから、大変だった訳じゃないという議論は置いといても、原則、徒歩で、インターネットなんかない時代から、今風に言うガイドブックや旅行紀を目にしながら、行く先々で次に取るべき行動を精査。行動するにも時間だってかかる分、どうしたってお金だってかかる。言うまでもなく、先立つものがなければ出発だって出来ないのだから、金が用意出来たから旅にでも行くかという心理も、あながち笑えないのである。そして、一人で見知らぬ土地へ行くのも……と、妙なところで肝っ玉が小さくなるのも江戸っ子という奴で、道連れといわんばかりに仲間を連れていくのも、当時の旅の道理と言えば道理。だが、いざ旅に出れば、いくら気の知れた仲間とは言えども、ちょっとした問題が起こらない訳はなく、落語はそうしたドタバタを見逃すはずがない。
 『三人旅』は、先に記した旅立ちの場面が『発端』と呼ばれている。最近は演じられることが多くないが、今記したような、江戸っ子と旅のかかわり合いが見てとれる、実は貴重な場面なのだ。
 お江戸日本橋を七ツに立って、歩を進めると最初の宿が神奈川(品川で宿を取る人も多かったが)。『神奈川宿』では、旅の最初から夜這いならぬ、朝這いに励むが失敗。次の『鶴屋善兵衛』という宿でも失敗…と、旅のご難は続いていく。その途中である通称『びっこ馬』では、のんびりとした旅の風情が味わえる、『三人旅』の味わい深い箇所。柳亭小燕枝が演じると、何事にも気が短く、その場で処理を済ませなければ気に入らない江戸っ子が、不器用ながらも、その場その場で起きる出来事をその場しのぎで片づけてしまおうという感じがにじみ出ていて、その一方で、目の前で起こった出来事は自分に直接降りかからない災難であれば、見ていて楽しまにゃ損損という感じも出ていて、それが珍道中を滑稽に描くようでいていい。
 今よりも、旅そのものばかりでなく、生きる時間もゆっくり流れていただろう様子が、そうした語りから描かれている。機会があれば、それこそ『発端』から『神奈川宿』、『おしくら』。そして『三人旅』の遠い続きとされる『祇園祭』まで通しで聴いてみたい。
 とは言え、焦っちゃいけない。落語の世界に合わせて、の~んびりと気構えていないと、いい落語にだって出会えないし、楽しめないのだ。

◎2012.4.28.(金)新宿末広亭・4月下席・夜の部
瀧口雅仁(演芸評論家)

今日聴いた一席、明日また聴きたい一席・その5

◎江戸家まねき猫『物真似枕草子』

 寄席のいいところは落語だけでなく、いわゆる「色物」の芸も楽しめることで、自分のお気に入りの色物芸人が現れると、高座がいつも以上に華やいで見えるような気がする。
 寄席の色物と言えば、よく「色物の芸協」なんて言うことがあるが、確かにこれまでの歴史を見ると、落語芸術協会には魅力ある色物芸人が所属してきた一方で、それはまた、落語や講談との組み合わせと彩りのバランスが良かったということが、そう言われる所以になったのではと常々思っている(このあたりに関しては、拙著『落語の達人』の桂平治師との対談を是非!)。
 そんな色物の中に「物真似」という芸がある。動物や事象の音を真似てみせるものがそれで、歌手や俳優の声を真似するのは、本来は「声色(こわいろ)」と呼び、それが後年古川緑波によって「声帯模写」と呼ぶようになった。
 で、ここで言う「物真似」とは、前者の言わば動物物真似の方である。動物物真似となれば、三代目江戸家猫八が有名だが、三代目亡き後の今は、実息である四代目と実娘のまねき猫が活躍をしている。
 そして、芸協の高座に上がっているのはまねき猫で、この人が高座で演じる『物真似枕草子』が面白い。
 清少納言が著した『枕草子』の有名な冒頭「春はあけぼの」にはじまって、四季の様子をその風景に似合った動物を真似ながら演じ進めていくというものだ。例えば、「春はあけぼの」であれば、夜明けの様子から朝を告げるニワトリが鳴く様子を演じ、夏は「夜、月の頃はさらなり」だけに、夏を代表するホタルの鳴き声を…と思っても、ホタルは鳴かないので、蚊の羽音で笑いを取り、秋になれば、それを挽回するかのように、江戸家のお家芸でもある虫の鳴き声をたっぷり聴かせてくれる。季節が過ぎて冬。「冬はつとめて。雪の降りたるはいふべきにもあらず」と、雪の降る朝の様子を描写して、童謡「雪」ではないが、家の中で暖を取る猫と外で人がやってくるのを喜んでいる犬との違いを描き分け、最後には「昼になりて、ぬるくゆるびもていけば、火桶の火もしろき灰がちになりてわろし」と読み、犬に文句を言いたそうな猫がフーッと怒りを露わにすると、その風で灰が巻き起こり、犬が視界を遮られてしまう…。そんな猫の毛がいかにも逆立っていそうな様子と、犬がどうすればいいのだと困った顔をしている様子まで知れてくるような、音だけでその風景や映像を想像させる、まねき猫の十八番であり、新たな江戸家の至芸に加わってくるような出来が、まさに「いとをかし」なのである。
 時間にして12~3分。日本の四季を物真似で堪能できるなんて、そんな贅沢な芸を楽しめるのだから、寄席通いは止められないのである。

◎2012.4.26.(木)浅草演芸ホール・4月下席・夜の部
瀧口雅仁(演芸評論家)

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今日聴いた一席、明日また聴きたい一席・その4

◎瀧川鯉昇『時そば~蕎麦処ベートーベン』

 多くの人に知られている落語こそ、最近演じるのが難しくなってきているような気がする。ここ最近のいわゆる“落語ブーム”の中で、落語がより多くの人に聴かれるようになってきたし、書籍などであらすじ事典が掲載されたりしているから尚更だ。
 だが、ストーリーを知っていたって、サゲ(オチ)を知っていたって、それでも楽しめるのが落語であるのだが、何度も聴いたことのある噺であれば、やっぱりちょっと違った形で演じられるものの方が興味深かったりするのは仕方がないとも言える。『時そば』という噺にしても、これまでどれだけの演者が演じ、どれだけそれぞれの工夫をしてきたのか。
 最近の秀逸は、瀧川鯉昇の『時そば』かも知れない。師の手にかかれば、その特徴あるマクラからして鯉昇クスグリワールドが続出で、ここに書きだしたらキリがないし、ここに書いたらネタバレの営業妨害になってしまう……。と言っても、鯉昇の『時そば』は聴くたびにメンテナンスされているから、次に聴いた時にはそのクスグリが変っていることもあり、実はそのあたりは心配ないかも知れない。
 これまでの演出であれば、二軒目の蕎麦屋のそばがあまりにも不味いから、客が塀に手を添えて食べていると、塀には他にも手の跡が残っているとか。塀の向こうには花が添えられていて、親子が泣いているなんてクスグリがあったりして、今となっては分かりづらいサゲも「娘の年を尋ねる」という形で落していた。
 このあたりは鯉昇版『時そば』の定番演出であるが、今回聴いたものでは、蕎麦屋の名前が「ベートーベン」。そしてその演題も『時そば~蕎麦処ベートーベン』としているのだから徹底している。では、何故「ベートーベン」というかというと……。サゲに関しても、一軒目の蕎麦屋から聴いた大好物(甘味)を生かして、それを騙しのネタにしようとするのだが、やっぱり二軒目で失敗をしてしまうというバージョン。ダジャレとは言え、なるほど分かりやすいかも……と思わせるものであった。
 ちなみに、本来のサゲは「今何どきだ?」「四ツです」……というものであるが、これが分かりにくいからといって、マクラで昔の時間の数え方を話しても、本当はそんなことでは解決しない。というのも、間違える時間に当時の時間の数え方のトリック(?)があるからだ。
 当時の時間の考え方はややこしいので、簡単に記すと、まず現在の午前中を6等分、午後を6等分に分け(本来は日の出から日没までの12時間とするべきなのだが便宜上)、それを2時間単位で刻名を付けた。その刻名は「九つ」に始まって「四つ」までであるから、午前中であれば、午前0時が「9つ」、午前2時が「8つ」、午前4時が「7つ」……午前10時が「4つ」で、午後の12時はまた「9つ」となる。午後はその繰り返しで、午後の12時が「9つ」であるから、その順で行くと午後10時が「4つ」となる。つまり、噺の中で一人目の男は「9つ」=「午前0時」に蕎麦屋を尋ねたのであるが、二人目の男は気がはやってちょっと早めの「午後10時」=「4つ」に蕎麦屋を訪れてしまったから、それがサゲの笑いにつながる訳だ。
 落語にはその落語を活かすフレーズというものがあるが、『時そば』という噺の中でも「蕎麦屋を早くから探しまして」的な一言があることで、この噺自体が本来は活きて来るはずなのだ。
 とは言え、そんなことを一々説明していては、噺の雰囲気なりを壊すことになりかねない。雰囲気でサゲがなんとなく分かればいいのか。それとも鯉昇のようにサゲを変えて、分かりやすいものにしていくべきなのか。
 昭和の名人・古今亭志ん生は扇子を使わずにこの噺を演じ、それを指摘されると、「そんなことはどうでもいいんだ。この噺は一文くすねる噺なんだから」といったそうだが、本来はそんな安直なものなのかも知れない。
 でも、そんなものでも知っていると、また違った楽しみ方ができるようになるのも事実である。

◎2012.4.2.(月)ちばテレビ「浅草お茶の間寄席」浅草演芸ホールにて収録
瀧口雅仁(演芸評論家)

今日聴いた一席、明日また聴きたい一席・その3

◎桂楽珍『権兵衛狸』

 桂楽珍という落語家がいる。桂文珍門下の秘蔵ッ子ともいうべき落語家で、一時、テレビでラブ・ドール(詳細は調べて下さい)を溺愛していたことが話題になったり、息子が高砂部屋の相撲取りになったりして注目されたことがある。出身は徳之島(どんな場所かは調べて下さい)で、落語家らしからぬ風貌をしているインパクトの強い芸人でもある。マクラで話す故郷の話をはじめ、演じる落語はフラがあって、明るさがあって面白い。フラというのは、その人が持つおかしみのことで、落語家としてはこれほど強力な武器はない。
 その楽珍の『権兵衛狸』を聴いた。これまで『禁酒関所』『蒟蒻問答』『胴乱の幸助』『半分垢』『ふぐ鍋』『幽霊ばあさん』といった噺を聴いたことがあるが、今回の『権兵衛狸』の味が一番であった。
 一番最初にこの『権兵衛狸』という噺を聴いたのは、立川談志のものであった。地噺風に狸の生態についての解釈を入れてみたり、「狸は後頭部で扉を叩く。後頭部深川というぐらいだ」なんていう弟子の左談次のクスグリを紹介してみたり、狸の頭を慎太郎刈りにするといった風に、いかにも家元の落語という内容のものだった。寄席では三遊亭金馬がよく演じていて、「ご~んべ~」という持ち前のダミ声が印象的で忘れられない。
 今回、楽珍の『権兵衛狸』を聴いて思ったのは、談志家元がよく話していた、先代鈴々舎馬風の『権兵衛狸』のことだった。馬風がこの噺を演じる時に、「昔、権兵衛という男ありけり。男、ありけりとは俺は詩人だね」と言ったそうだ。この一節を聴く限り、詩人と言うより、牧歌的な雰囲気を持った入り方だなあといつも思うのだが、楽珍の『権兵衛狸』がまさに牧歌的であり、民話的なものであったのだ。
 前項にも記したが、落語の中の田舎弁は、言わば“イデア的な田舎弁”である。ところが楽珍は、故郷の奄美大島の話やそこで使われる言葉(方言)は分かりにくいといった話を振って本題に入る。だからという訳ではないが、権兵衛が口にする言葉もどこか南方の言葉のように感じるアクセントを持つ。このあたりはフラが許すところだ。
 演出的には、捕まえた狸を天井からぶら下げ、「暴れるんでない、下は囲炉裏だ。やけどしちまうぞ。明日狸汁にでもしてお前食っちまおう」というセリフには、民話やおとぎ話に見られるような残酷性を持ち合わせており、格闘した際についた腕の引っ掻き傷を見ながら酒をあおるシーンでは、上から降ってくる何かを見て、「あ~、お前ェ、泣いとんか~。どうしてだ~」というセリフや、見ていて可哀想に思った狸を下して助けてやる様子に、田舎者の優しさがにじみ出てくる。
 落語に狸が登場すると、狐に比べてドジな部分が露呈しする。それに対して、民話やおとぎ話に狸が登場すると、残酷な仕打ちを受けることが多い。この『権兵衛狸』という噺は、その両方の要素を兼ね備えているだけに、楽珍が描く噺の世界に、楽珍自身が持つフラがうまく作用して、その結果、温かな出来として仕上がっていたのが印象的だった。
 ちなみに「狸汁」だが、本当の狸を使うとその獣臭さがたまらないと言う。昔、一度食べたことがあるのだが、そう獣臭さを感じなかったのは、それが狸ではなくアナグマであったからだそうだ。「狸汁」というのにアナグマを使うとは、何だか化かされたような気になったのを思い出す。

◎2012.4.23.(月)「ライブ繁昌亭」天満天神繁昌亭にて収録
瀧口雅仁(演芸評論家)

今日聴いた一席、明日また聴きたい一席・その2

◎鈴々舎風車『馬の田楽』

 21人抜きで真打に昇進した春風亭一之輔。鈴本演芸場で毎週日曜に開かれている「早朝寄席」での2週にわたる卒業公演では記録的な大入を見せ、その人気の高さを再確認させただけに、その後の客入りの反動もあるのでは?という心配もあったが、それは全くの杞憂。毎回大勢の観客が押し寄せているのは、500円と言う安価な入場料ばかりでなく、今の二ツ目の実力こそが誘客に結びついている証拠といつも感じている。そこではネタ下ろしを見せてくる者、奇をてらった演出で古典に臨む者、手掛け始めた新作を演じる者…と、その個性も豊かな中で、先人達が築き上げて来た、いわゆる古典落語を正統なままに受け継ぎ、それを我が物にしようとしている者がいるのも心強い。
 前座時代から注目をし続けている鈴々舎風車もその一人で、今日のトリで演じたのは『馬の田楽』。
 登場人物ほぼ全員が田舎者であるだけに、落語的方言で噺を通さなければならない。それでいてストーリー展開は平板で単調になりがちな骨の折れる一席でもある。筋という筋は、味噌の詰まった荷を背負った馬がいなくなってしまったので、それを探し求めるというもの。こう記してしまうと身も蓋もないが、実際にそうなのだから仕方ない。そんな噺だけに、どう味付けをしていくかが演者の腕の見せ所にもなる。最近では、柳家小三治が田舎のの~んびりとした風景を描き込んでみたり、桂文生は得意の喉を生かして馬子唄をたっぷり聴かせてみたりと、何か一つポイントがないと冗長になってしまうきらいもある。
 さて、風車による演出はというと、田舎の空気感を一番に大切にしたことにあった。まず、主人公をはじめとした田舎者のセリフ回しが丁寧だった。そして統一感がある。先に「落語的方言」と記したのは、落語の中に出て来る方言は、ある特定の地域の方言であってはいけないからだ。「いけない」というのも言い過ぎだが、落語『桃太郎』のセリフを借りれば、特定の地域を感じさせてしまうと、その地域の人は自分の故郷を強く感じてしまうし、その方言を知っている人なら、頭の中に固定観念ができてしまう。それを防ぐためにも“よくありそうな、それでいて田舎者っぽく聞こえる方言”である必要があるのだ。人間の耳は敏感であり、殊に落語は耳から入る芸能で(も)あるから、その方言は一ストーリーの中で統一されていないとギクシャクしてしまう。だからこそ、いい加減であってはいけないし、それなりに聞えなければいけないだけに大変な手間なのである。
 更に、田舎者には欲があってはいけないし、緩やかな時の流れの中を生きる風でないといけない。ならばと、ただゆっくりと演じれば聴いている方がダレてしまうので、ここで“暢気な明るさ”が必要になってくる。“能天気”としては言い過ぎかも知れないが、結局は、みんなトボケタ人ばかりなのだ。マイペースであるが、相談されれば嫌とは言えずに、何だかんだと答えにならない答えを返してくる。これは他の落語にも共通することで、言わば“落語的田舎人”であることが必要なのだ。
 風車の『馬の田楽』では、全編を通してそれを感じられるからこそ、飽きずに楽しめる。繰り返しになるが、下手をすれば退屈な出来になりがちな損な噺であるにもかかわらず、独自の演出を取り入れず(いい意味で)、落語の“程”に見合った演じ方をしていたことが噺を盛り上げた。
 ちなみに「田楽」とは、長方形に切った豆腐やナス、魚などを串(くし)に刺して火にあぶり、味噌を塗ってさらに焼いた料理のこと。田楽に必要な「味噌」は、江戸時代に入るまでは貴重な食材であった。と言うのも、それまで原料となる大豆は、戦の為に必要な馬の飼料であったからだ。江戸に入り、戦いが減ったことにより、大豆に余剰が出て来て、庶民の食卓にも大豆を元とした食べ物が並ぶようになった。味噌汁、納豆、豆腐等が代表である。
 だからという訳ではないが、「みそ~ォつけた田楽」というのは平和の象徴。のんびりとした落語的背景にもってこいの食べ物でもあるのだ。

◎2012.4.22.(日)鈴本早朝寄席@鈴本演芸場
瀧口雅仁(演芸評論家)

今日聴いた一席、明日また聴きたい一席・その1

◎春風亭小柳枝『長屋の花見』

 4月中席・池袋演芸場《夜の部》千秋楽。
 東京では花見の季節も過ぎ去り、すっかり木々も葉桜になってしまったものの、寄席ではまだ花見を扱った噺を聴くことが出来たりする。それにしても、今年は本当によく『長屋の花見』を聴いた年だった。高座や講座、CDの解説を書く関係で、都合30席は聴いただろうか。それだけ聴けば、やっぱりちょっとは飽きてしまうものだが、この時期にしか聴けない、そして、この時期だけに聴いておきたい一席であることは間違いない。でも、そろそろ聴き納めになろうか。恐らく今年最後は春風亭小柳枝師が花見の世界に誘ってくれた。
 この噺、「銭湯で上野の花の噂かな」という正岡子規の句から入る演者が多いが、小柳枝師は句会と吟行の話題をマクラに据えて、そこから芭蕉の「花の雲 鐘は上野か 浅草か」と、良寛の「散る桜 残る桜も 散る桜」から噺の世界へ入って行った。そして、この日の下座を務めた斉須祥子さんの句が殊に巧く、三味線のうまい人は俳句もうまいなんてクスグリも入れてくる。小柳枝師の人気は、こうした他の演者が用意しないような話題なり、マクラなりを、本題の邪魔にならないようにうるさくなく、かつ、サラッと、それでいて、こうして印象的に入れてくる所にあると言える。花見の賑やかさは本題から感じられればいいのだ。
 そして本題にしても、大家さんは実に懐の深い、上に立つべき人で、長屋の連中が何をしようとも笑っていられる人。長屋の連中もそれを感じてか、“大家がまた何か言ってきたぜ。いい人だから付き合わないと悪いよな”と、「大家と言えば親も同然、店子と言えば子も同然」といった関係が解っている者達なのだ。そんな様子が見えてくるから、こっちも噺の中に入って花見に参加してみたくなったりする……。
 サゲは酒柱でも井戸落ちでもなく、「一首詠めました。『長屋中 歯を食いしばる 花見かな』」。三代目の蝶花楼馬楽(1858~1914)の句を詠んでのもの。最初と最後を句で締める、いや、締められるのも上で記した小柳枝師ならではの演出である。
 ちなみに、江戸時代には上野で花見は出来なかったのでは?という質問をもらうことがある。江戸中期以降になると、その禁が弱くなってきているし、そもそもこの噺自体が「レッテル」「王冠」といった単語に加え、明治を生きた馬楽の句が出てくることで、明治から大正にかけてが噺の舞台になっていることが分かる。
 この噺が寄席で聴けなくなってくると、そろそろ梅雨が近いことを感じてくるものである。

◎2012.4.20.(金)池袋演芸場・4月中席・夜の部
瀧口雅仁(演芸評論家)

落語会のお知らせ

いつもありがとうございます。
現在、発売中・予約受付中の落語会情報です。

★残席僅少★
◎「第35回特撰落語会 ~柳家さん喬の前座噺と蔵出しの会」
・2012年4月27日(金)18時30分開場、18時50分開演
・深川江戸資料館小劇場
・全席指定3000円(当日3500円)

★現在発売中★
◎「第36回特撰落語会 ~桂雀々・柳亭市馬東西二人会」
・2012年6月23日(土)18時30分開場、18時50分開演
・深川江戸資料館小劇場
・全席指定3000円(当日3500円)

★詳細は下記参照★
◎「第37回特撰落語会~さん喬・雲助二人会 夏に味わう圓朝冬噺」
・柳家さん喬『大仏餅』他1席、五街道雲助『政談月の鏡』他1席
・2012年8月3日(金)18時30分開場、18時50分開演
・深川江戸資料館小劇場
・全席指定3000円(当日3500円)
※チケットは4/14「左龍・甚語楼二人会」、4/27「特撰落語会」で先行発売。
※一般販売は4/28より。イープラスでも販売します。

★予約受付中★
◎「柳亭左龍・柳家甚語楼二人会」
・柳亭左龍「花見の仇討」「口入屋」、柳家甚語楼「笠碁」「人形買い」/柳家さん坊
・2012年4月14日(土)17時30分開場、18時開演
・お江戸日本橋亭
・全席自由2500円(当日2800円)


万障繰り合わせの上、ご来場願います。

オフィスぼんが

【重要】落語会のお知らせ

いつもありがとうございます。
4/27(金)開催予定の「第35回特撰落語会~柳家さん喬の前座噺と蔵出しの会」ですが、
一部、情報誌にて、間違った会場が掲載されています。
正しくは下記の通りです。

誤)日本橋社会教育会館8Fホール
 ↓
正)深川江戸資料館小劇場


開催日、開演時間、料金等は発表の通りです。
今一度、ご確認の上、ご来場いただけますよう、よろしくお願い致します!

オフィスぼんが

お知らせ:2012.02.13.

いつもありがとうございます。
以下の会ですが、おかげさまで満員御礼となりました。
当日券は出る予定がありませんが、キャンセルが出る場合がありますので、
お手数をお掛けしますが、当日お問い合わせ下さい。
どうぞよろしくお願い致します。

◎「第34回特選落語会~真打決定!春風亭一之輔・古今亭菊六 たっぷり二人会」
・2012年3月2日(金) 18時30分開場、18時50分開演
・日本橋社会教育会館8Fホール(人形町/水天宮前)


オフィスぼんが

新しい落語会のお知らせ:2012.02.07.

いつもありがとうございます。
オフィスぼんが主催の新しい落語会のお知らせです。
10年後、20年後…、いや、実は既に東京落語界の核になっている、
実力充分&文句なしの若手の二人会をはじめます。
年に3~4回の開催で、毎回ネタ出し。
ちなみに第2回は11/29(木)池袋演芸場で決定しています。
万障繰り合わせの上、是非とも、お越し下さい!

◎「第1回 柳亭左龍・柳家甚語楼二人会」(仮称)
・出演者
 柳亭左龍「花見の仇討」「口入屋」
 柳家甚語楼「笠碁」「人形買い」/柳家さん坊
・日時:2012年4月14日(土) 17時30分開場・18時開演
・会場:お江戸日本橋亭(地下鉄三越前駅よりすぐ)
・木戸銭:全席自由:前売2500円、当日2800円
・予約&問合:080-1327-5615(オフィスぼんが)


また、以下の会は良席僅少、イープラスでもお買い求めいただけます。
こちらにも是非、お越し下さい!

◎「第34回特選落語会~真打決定!春風亭一之輔・古今亭菊六 たっぷり二人会」
・2012年3月2日(金) 18時30分開場、18時50分開演
・日本橋社会教育会館8Fホール(人形町/水天宮前)
・全席指定2500円

◎「第35回特撰落語会 ~柳家さん喬の前座噺と蔵出しの会」
・2012年4月27日(金)18時30分開場、18時50分開演
・深川江戸資料館小劇場
・全席指定3000円(当日3500円)


どうぞよろしくお願い致します。

オフィスぼんが

新春・落語会のお知らせ

いつもありがとうございます。
4月の「特撰落語会」が決定しましたので、以下にお知らせ致します。
チケットは、1/22「第33回~市馬・白酒の会」(満員御礼)で先行発売。
一般は1/23(月)10時~、イープラスでは2/1(水)~の発売です。

★「第35回特撰落語会 ~柳家さん喬の前座噺と蔵出しの会」
・出演者:柳家さん喬 他
・日時:2012年4月27日(金)18時30分開場、18時50分開演
・会場:深川江戸資料館小劇場
・料金:全席指定3000円(当日3500円)


当日はさん喬師が前座噺を思いつくままに語るのと、
最近は滅多にやらない落語を演じる「予定」です。
GW(大型連休)初日ですが、万障繰り合わせの上、お越し下さい。

・オフィスぼんが特設ダイヤル:080-1327-5615
・チケット専用メール:ticketbon(アットマーク)yahoo.co.jp

どうぞよろしくお願い致します。

オフィスぼんが

【緊急】落語会のお知らせ

以下の会ですが、イープラスでの発売は12/13~となりました。
12/10「第32回」会場での先行発売と、12/11~の電話予約は予定通りです。

◎「第34回特選落語会~真打決定!春風亭一之輔・古今亭菊六 たっぷり二人会」
・出演者:春風亭一之輔・古今亭菊六 他
・日時:2012年3月2日(金) 18時30分開場、18時50分開演
・会場:日本橋社会教育会館8Fホール(人形町/水天宮前)
・料金:全席指定2500円

・オフィスぼんが特設ダイヤル:080-1327-5615
・チケット専用メール:ticketbon(アットマーク)yahoo.co.jp

どうぞよろしくお願い致します!

オフィスぼんが

最新・落語会のお知らせ:2011.12.01.

いつもありがとうございます。
新しく決まった「特撰落語会」を含めたお知らせです。
「第34回」に関しては、12/10の会場で先行発売。
一般は12/11からです。イープラスでは12/13からになります。
また「第34回」は、会場と料金が異なります。ご注意の程を。

【良席あり升】
◎「第32回特撰落語会~一龍斎貞水・柳家さん喬 硬軟長講二人会」
・出演者:一龍斎貞水、柳家さん喬 他
・日時:2011年12月10日(土) 18時30分開場、18時50分開演
・会場:深川江戸資料館2F小劇場(清澄白河)
・料金:全席指定3000円

【残席僅少】
◎「第33回特選落語会~柳亭市馬・桃月庵白酒 二人会 2012初笑い」
・出演者:柳亭市馬・桃月庵白酒 他
・日時:2012年1月22日(日) 18時30分開場、18時50分開演
・会場:深川江戸資料館2F小劇場(清澄白河)
・料金:全席指定3000円

【新しいお知らせ】
◎「第34回特選落語会~真打決定!春風亭一之輔・古今亭菊六 たっぷり二人会」
・出演者:春風亭一之輔・古今亭菊六 他
・日時:2012年3月2日(金) 18時30分開場、18時50分開演
・会場:日本橋社会教育会館8Fホール(人形町/水天宮前)
・料金:全席指定2500円


※「第33回」はイープラスでも発売しています。
 (第32回分は完売。第34回は12/13から)

・オフィスぼんが特設ダイヤル:080-1327-5615
・チケット専用メール:ticketbon(アットマーク)yahoo.co.jp

以上、どうぞよろしくお願い致します!

オフィスぼんが

落語会の案内:2011.11.01.

いつもありがとうございます。
新春公演を含め、以下の二つの会の予約受付がはじまっております。
万障繰り合わせの上、お越しいただきますよう、よろしくお願い致します。

【良席有】
◎「第32回特撰落語会~貞水・さん喬 硬軟長講二人会」
・2011年12月10日(土)18時30分開場・18時50分開演
・深川江戸資料館2F小劇場(清澄白河)
・全席指定3000円

【残席僅少】
◎「第33回特撰落語会~2012 初笑い 市馬・白酒二人会 その2」
・2012年1月22日(日)18時30分開場・18時50分開演
・深川江戸資料館2F小劇場(清澄白河)
・全席指定3000円


★イープラスでもお求めいただけます。
・オフィスぼんが特設ダイヤル:080-1327-5615
・専用メール:ticketbon(アットマーク)yahoo.co.jp

落語会のお知らせ

ご無沙汰しております。
新春の落語会が決定しました!

◎「第33回特撰落語会~2012 初笑い 市馬・白酒二人会 その2」
・2012年1月22日(日)18時30分開場・18時50分開演
・深川江戸資料館2F小劇場(清澄白河)
・全席指定3000円
★10/30「第31回」会場で先行発売。一般の方は10/31(月)より発売
★イープラスでもお求めいただけます。


以下の会も現在予約受付中です。
◎「第31回特撰落語会~柳家花緑と伸びる若手の会」
・2011年10月30日(日)18時30分開場・18時50分開演
・深川江戸資料館2F小劇場(清澄白河)
・全席指定3000円

◎「第32回特撰落語会~貞水・さん喬 硬軟長講二人会」
・2011年12月10日(土)18時30分開場・18時50分開演
・深川江戸資料館2F小劇場(清澄白河)
・全席指定3000円


・オフィスぼんが特設ダイヤル:080-1327-5615
・専用メール:ticketbon(アットマーク)yahoo.co.jp

また、新春には新しい落語会を始めるかも知れません。
その場合は、改めてこの場を借りて紹介致します。
どうぞよろしくお願い致します!

オフィスぼんが

落語会のお知らせ:2011.07.25.

お暑うございます。
現在、発売中(予約受付中)の会のお知らせです。
万障繰り合わせの上、お越し下さい!

◎「第30回特撰落語会~恒例!林家正雀・稲荷町で圓朝ばなし」
・出演者:林家正雀 他
・2011年8月20日(土) 13時30分開場、14時開演
・上野 宋雲院(台東区役所そば)
・全席自由2500円

◎「第31回特撰落語会~柳家花緑と伸びる若手の会」
・出演者:柳家花緑(2席) 他
・2011年10月30日(日) 18時30分開場、18時50分開演
・深川江戸資料館2F小劇場(清澄白河)
・全席指定3000円
※イープラスでもお求めいただけます。


・オフィスぼんが特設ダイヤル:080-1327-5615
・チケット専用メール:ticketbon(アットマーク)yahoo.co.jp

この夏もどうぞよろしくお願い致します。

落語会のお知らせ:2011.06.12.

いつもありがとうございます。
今後の落語会のお知らせです。
(「第29回」は全席完売しています)

★現在、予約受付中
◎「第30回特撰落語会~恒例!林家正雀・夏の夜ばなし(怪談と珍しい噺)」
・出演者:林家正雀 他
・2011年8月20日(土) 13時30分開場、14時開演
・上野宋雲院(台東区役所そば)
・全席自由3000円

★↓7/22会場にて先行発売&一般は7/23より
◎「第31回特撰落語会~柳家花緑と伸びる若手の会」
・出演者:柳家花緑(2席) 他
・2011年10月30日(日) 18時30分開場、18時50分開演
・深川江戸資料館2F小劇場(清澄白河)
・全席指定3000円

↓発売未定
◎「第32回特撰落語会~一龍斎貞水・柳家さん喬 硬軟長講二人会」
・出演者:一龍斎貞水、柳家さん喬 他
・2011年12月10日(土) 18時30分開場、18時50分開演
・深川江戸資料館2F小劇場(清澄白河)
・全席指定3000円


※「第31回」「第32回」はイープラスでも発売します。
・オフィスぼんが特設ダイヤル:080-1327-5615
・チケット専用メール:ticketbon(アットマーク)yahoo.co.jp

オフィスぼんが

Appendix

プロフィール

Author:officebonga
落語・講談・浪曲・大衆演劇…と、日本の伝統文化を日々追い求め、書籍・CDの執筆・編集・制作プロデュース、落語会や演芸関係のイベントプロデュースなどを、地味に地道に行っています。
◎ご相談事、仕事の依頼等ございましたら、
 officebonga(アットマーク)yahoo.co.jp
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